機能紹介

Function

設定項目

設計ルール登録

使用するユニット類の設計ルールをデジタル化し daros に登録します

運用項目

プランニング

画面上の登録ユニットを視覚的に自由配置、サイズ調整

自動生成メニュー

プランニング確定後、以下が自動生成されます。
※ メニューは選択となります。詳しくは価格情報で確認ください。さらに必要な場合は、カスタマイズとしてご相談ください。

営業:意匠図面/フォトリアルCG/見積書
設計・生産管理:意匠図面/コンバイン図面/ユニット図面/加工図面/設計BOM 部品構成表/資材所要量一覧/原価管理 加工費算出
製造:生産計画 リスト/加工指示リスト/コンバイン明細リスト/パーツ ラベル/梱包ラベル
加工データ:ランニングソー・パネルソー/テノーナー/木口貼り機/NC ダボ打ち機/NC ボーリングマシン/製造BOM(JCPコード)

営業・販売

《 メニュー画面 》

メニューを選択します。

《 プランニング 》

Step 1

ベースとなるユニットを配置

ユニットを選択して、プランの位置に配置、組み合わせをします。 操作はマウスのドラッグ&ドロップにより、見たままにプランが出来ます。ユニットは、標準仕様、または自社仕様を登録することで、 プラン配置と同時に自動設計されます。

Step 2

部屋の設置にあわせた加工を追加

設置場所に合わせたサイズで配置の確認をします。梁、巾木などの部屋の構造物に合わせた、切り欠き加工等を追加。コンセント開口加工など建築家具として完成度を高めます。施工現場の大幅な作業時間短縮、費用削減となります。

Step 3

扉、引出しなど、表面を構成するユニットを配置

扉、引き出し、カウンターなどを選択して、ベースプランに配置します。サイズは、配置したベースユニットに合わせて自動調整されます。その場合のチリ等も登録したルールで自動設計として反映されます。 その他、テレビなどの想定される置物も配置します。

Step 4

ユニットの、色素材を設定

登録した、素材の色柄を選択して設定します。

《 意匠図面 》

意匠図面の確認

プランニングと同時に意匠図面を自動生成していますので、商談時にプラン変更しても、その場でお客様に図面確認を頂けます。
受注までの期間が飛躍的に短縮可能となります。

《 フォトリアル CG 》

フォトリアル CG

プランニングした内容を フォトリアルCG化するメニューで、営業販売部門には強力なツールとなります。

《 見積 》

【原価管理・見積明細画面】

プランニングごとに自動生成されたBOM(部品表)と登録された材料単価に従って材料費が算出されます。同時に、設計ルールにもとづいた加工距離、工数による標準加工費を加えて製造原価が自動計算されます。その製造原価をもとに、ユーザーの任意で設定する管理費率、利益率、販売部門の掛率により見積金額が自動的に算出されます。
さらに、各費用、利益等をグラフで表示して、全体を確認することが可能となります。

【見積書】

自動生成された原価と、darosユーザーが設定した管理費、利益率等で算出された見積金額を、お客様に提出する見積書を発行します。もちろん、登録された社名、ロゴが表示されますので、正式見積書としてご使用頂けます。
商談期間に何度もプラン変更されても、その都度の見積書が提示できますので、これまで見積作成に繰り返された膨大な時間が解消され、商談から受注までの期間が飛躍的に短縮されます。

設計・生産管理

《 図面類 》

【意匠図面】

プランニングと同時に意匠図面を自動生成していますので、商談時にプラン変更しても、その場でお客様に図面確認を頂けます。
受注までの期間が飛躍的に短縮可能となります。

【コンバイン図】

ユニット類を組合せたプランとしての最小単位の図面となります。
予め保存したユニットの設計ルールに従って、ユニット同士の収まり寸法など自動生成します。

【ユニット図】

予め保存したユニットの設計ルールに従って、プランニングした寸法に従って自動生成するユニット単体の図面となります。

【加工図】

予め保存した設計ルールに従って、ユニットを構成するパーツの加工情報を自動生成する最小単位の図面となります。
機械加工に必要な加工種別、サイズ、穴位置等が自動生成されるので、作図作業や確認作業ゼロで受注と同時に製造指示をすることが可能となります。

《 設計BOM / 部品構成表 》

材料、部品をすべて階層的に表示する部品構成表を自動生成します。
資材担当者の拾い作業がなくなり、プランニングと同時に資材手配を行うことが可能です。

《 原価管理 加工費算出 》

設計BOMから、各部材の加工工程、加工距離等を抽出して所要時間、ロスタイム等を算出。時間あたりの設備チャージから設備加工費、労務チャージから労務加工費を計算して、総加工費を算出します。当然のことながら、ユーザーにより異なる固定費は別の設定表から入力して、その結果を反映します。(デフォルトは業界標準値を設定済み)

《 プラン 管理 / 生産計画 》

【営業管理 → 受注処理】

プランリストから営業の進捗状況を確認できます。その中から、受注した案件、プランを受注確定処理して営業中のプランから、受注データに確定移管します。

【受注管理 → 生産計画】

確定した受注データをリストアップして、納期、金額等をもとに生産の平準化等を総合的に判断して生産対象とするプランを選択して生産計画を確定します。この複数のプランから構成される生産計画をひとつの単位として資材所要量、木取り指示、加工指示等が自動生成、発行されます。

【生産指示 → 生産指示出力】

生産計画を生産指示として出力。過去に発行した生産計画、生産中の計画などを検索できますので、営業管理の資料にもなります。

【生産管理 → 完了処理】

生産が完了した生産計画は完了処理します。
いわゆる消し込み処理ですが、この処理により生産の進捗管理、受注残を管理しますので、重要なプロセスです。

《 資材所要量一覧 》

作成された生産計画単位ごとに必要な資材(材料、部品等)のすべてを合算し、所要量の一覧表を自動生成します。資材担当者が拾い作業をする手間がゼロとなります。

製造部門

《 生産計画 リスト 》

生産計画の プラン / コンバイン 生産指示として発行されます。
納品日を明示することで、製造現場における管理者レベルの工程管理、納期管理の重要な資料となります。
表示は必要最小限の情報に絞り込み、見やすいことを優先しています。但し、一般的に製造資料に表示しない金額関係を、あえて表示していますが、管理者が金額により作業時間を想定、把握する目的です。いわゆる管理者の目安資料となりますが、切り替えで非表示にすることも出来ます。

《 木取り指示書 》

【ランニングソー】

熟練度により、最も作業時間に差が生じる工程ですが、木取りパターンを具体的に図式化することで、作業時間と歩留りを標準化します。必要なカット材に対して、原板の所要数が準備段階で分かるため、指示から作業着手までの時間も短縮でき、標準作業時間も表示るので工程管理の精度が高まります。また、原板サイズは端材サイズも設定できますので端材の長期滞留を防ぐ効果もあり、総合的に木取りの生産性を高めます。
また、ランニングソー、パネルソーでは、縦、横、全く異なる方向となりますが、作業者の見た目と一致するレイアウト表示をすることが重要と考えて、両方のタイプを用意して作業性を高めています。

【パネルソー】

カット材の番号は、原則的に、リップカット→ クロスカット
で生じる順番を採番しており、それがリストの番号、ラベルに表示される番号になります。

《 パーツ ラベル 》

木取り後の加工材に対して、部材名称、サイズ等を現品表示して識別管理をするためのパーツラベルを自動生成します。工場内の区分け、搬送に活用します。
QRコードを読み取る事で、木工機械とのデータ連携が可能となり、また、加工図面やコンバイン図面、パーツリストなどの出力物をスマフォやタブレット、パソコンで見ることができます。

《 加工指示リスト 》

図面を見ることなく加工できる工程の指示リスト一覧です。
通常、作業管理者が同サイズ、同仕様のパネルを集約してハンドリングする作業を支援するリストになります。また、木口貼りの有無なども一目で分かる表示により、次工程への搬送移動、仕分けなどの管理情報が表示されています。

《 コンバイン明細リスト 》

加工した部材をコンバイン単位の組み立て工程の前準備として、必要な部材をピッキングするための一覧表です。
組立、梱包するための確実な資料として部品欠品などのポカミスを防ぐためのチェックリスト、品質管理表としても活用できます。

《 梱包ラベル 》

一個限りの受注製品は、品番がないために製品に関する表示ルールが標準化していないのが一般的です。
このラベルは受注の段階でのデータが表示され、工場から倉庫、施工現場まで正確な情報管理が可能となります。さらに、製品に、社名、ロゴマークを表示することで、お客様からの信頼感も高まります。
QR コードには、プランID 、コンバインIDが格納されますので、出荷時にスキャンするだけで出荷情報を管理することも可能になり、ERP、基幹システムとの連携手段にもなります。

加工データ

《 ランニングソー・パネルソー 》

木取り結果に基づき、カット機を制御する加工プログラムを自動生成します。オペレーターによるカットデータの入力が不要となり、カット機の実稼働率が飛躍的に向上します。
*生産管理メニューの契約が必要です。
*機械の種類、メーカーによってはカスタマイズ対応が必要となります。ご相談下さい。

《 テノーナー 》

テノーナーを制御する加工データを自動生成します。オペレーターによるセッティング入力が不要となり、設定ミスがなくなります。
*機械の種類、メーカーによってカスタマイズ対応が必要となります。ご相談下さい。

《 木口貼り機 》

木口貼り機を制御する加工データを自動生成します。オペレーターによるセッティング入力が不要となり、設定ミスがなくなります。
*機械の種類、メーカーによってカスタマイズ対応が必要となります。ご相談下さい。

《 NC ボーリング 》

NCボーリングマシンを制御する加工プログラムを自動生成します。オペレーターによる加工プログラム作成が不要となり、作成ミスもゼロとなることで、機械の実稼働率が飛躍的に向上します。
*機械のメーカー、種類によってカスタマイズ対応が必要となります。ご相談下さい。

《 NC ダボ打ち機 》

NCダボ打ち機を制御する加工プログラムを自動生成します。オペレーターによる加工プログラム作成が不要となり、作成ミスもゼロとなることで、機械の実稼働率が飛躍的に向上します。
*機械のメーカー、種類によってカスタマイズ対応が必要となります。ご相談下さい。

《 製造BOM(JCPコード) 》

テノーナー、木口貼り機、NCダボ打ち機、NCボーリングマシンの加工プログラム・加工データの自動生成メニューが含まれます。パーツラベルのQRコードを機械が読むことで、各機械を制御します。
*機械側のQRコード読み取り対応が必要となります。
*機械のメーカー、種類によってカスタマイズ対応が必要となります。

施工部門

《 施工標準時間 》

製品データから、予想される標準施工時間を集計した表です。
施工作業の時間配分の計画資料となります。

リモート相談

(daros で何が出来るのか実際に画面をお見せしながらQ&Aします)